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応募作品詳細

第1回特別賞
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作品タイトル

私と妻 共に歩む(岡崎城)

病院・施設名

独立行政法人 国立長寿医療研究センター

施設所在地

愛知県大府市森岡町源吾35

作者名

小林 勝征

コメント

ご家族(妻)は、ADと診断された夫を介護し約5年。絵手紙の趣味を控え、「夫のために自分の好きなことはしてはいけない」と夫の介護を中心とした日々を送られていました。ある時、当院主催の家族教室に参加し、「傾聴」講義の中の演習で、今まで心の内にため込んでいた悩みを吐き出すことができました。この時、「介護していても自分の時間があってもいいんだ」と再認識され、心がすっと軽くなったそうです。この経験の翌日には、無性に絵手紙をしたくなり、買い物帰りきれいな牡丹をみつけ、そこの農家の方に「絵を描かせてもらっていい?」と聞くと二つ返事で「いいよ。」の声、返事がうれしくなり、翌朝6時 ボタンと私との世界、よくぞ綺麗に咲いてくれたねと描いたそうです。その日は一日満足し、夫にも話をしました。そのような妻の姿を見て、患者である夫も刺激を受け、一緒に絵を描きに公園やお城、海岸へ出向かれるようになりました。患者は、妻がおっちょこちょいなため、認知症と診断されてからも、妻を支えなくてはという意識で過ごされているそうです。患者、家族共に病気と向き合いながら、5年経過した今でも、絵画という共通の趣味ができることに喜びを感じているようです。

施設の取り組み

当院もの忘れセンターでは、患者・家族の支援としてもの忘れ教室を開催しています。診断間もない患者・家族を対象とした入門コース(月2回 医師・薬剤師と看護師・ソーシャルワーカーの講義と気軽にご相談いただける時間も設けている)。家族介護者を対象とした基礎・ステップアップコース(講義や演習を通して介護力の向上を目指しています。講義後には介護者同士が交流する場を設けています)。介護者が介護者をサポートとする認知症家族サポーター養成コース(コース修了後には実際の基礎・ステップアップコースで実践を積み、教室での家族支援を医療者と共に行っています)の3つのコースの教室を行っています。詳しくは病院ホームページをご参照ください。また、もの忘れ外来では、認知症診断に来られる患者様も多いため、患者様がないがしろにならないように、常に治療の中心となるように多職種で支援をしています。

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